
福島県塙町湯岐湯遊ランドの「ダ−リア」の花 2008/09/19 Nikon D70
常奥の境!そこは山並みに限られ、昔から、人はその低いところを利用して、近隣と行き来しました。
名のある街道は、今は皆おおきな国道となり、村や里の姿は変わってしまいました。20年も行かなかったところは、見知らぬ村の姿にかわりはて、まるで、見知らぬ国へやってきたような、錯覚に陥ってしまいます。
悪いことに、旧来の立派な建物はなくなり、今様の安普請が多くなってしまいました。昔を思わせる建物もイミテ−ションが多く、建物に、本来の重厚さや棟梁の見識を思わせるものが、全くなくなっています。
行政が建てた「箱もの」といわれるさまざまな施設も、建築は、和風であっても、風土性を無視した、大きいだけの安普請ばかりで、見ていて不快になります。
ふるい日本の鄙の文化に触れてみたいと思うときには、県道や村道に回らなければ望みをかなえることは、なかなか難しいように思います。そう言うところは、たいてい道もその集落で行き止まりのような処です。車の転回をするのも難しいし、人影も滅多になく、道を聞くことも大変なような処です。
常奥の境をゆく旅は、古い日本の「鄙の文化」を訪ねる旅ということができます。ご一緒に歩いてみましょうよ!そのガイドは、「やまんば」さんがつとめましょう。
時間をかけて、太平洋に近い「勿来の関」から、小里街道(別名棚倉街道)の明神峠にかけての山の中に点在する、鄙びた里を旅していみたいと思います。(2007/07/09)