オミナエシとフジバカマ

オミナエシの花 所沢市狭山丘陵で。2009/08/05 nikon D70
筆者は、絶滅が心配されているオミナエシとフジバカマを保護して育てています。とりわけ、オミナエシの保育が難しいようです。
オミナエシはなかなか気むずかしい野草で、うまく増えてはくれないし、移植してもうまく定着してくれません。苦労に苦労を重ねて、最近、どうやらその性質が分かりかけてきました。
保護してきたときに。植えたところには育つことなく、周囲の駐車場の隅、門の石組みの中、、植え込みの一画など、どう見てもよい環境だとは思えないようなところに繁茂し始めるのです。
上記の個所は、いずれもセメントを石と石の間には使って作られた人工物なのです。駐車場は、鉄平石と鉄平石の間にはセメンとが使われているし、石組もも同様で、石をセメントで固定しています。植え込みの一角も石をセメントで固定してあるのです。
オミナエシは、どうやら、石灰岩質の含まれる土壌が好きのようです。上記の場所から、これを引き抜いて、他へ移そうとしても、うまく活着しません。植えたその年は花が咲きますが、一代限りで、絶えてしまいます。
これから見ると、酸性土壌を中和するために田畑では、石灰を散布したから、これがオミナエシの生育を助けてきたのではないでしょうか。中国の農書を調べてみると、石灰は2000年も前から使われてきたように思われます。(2007/07/30)